CBDの認知が広がり、日本でも多くの製品が販売されるようになりました。
日本製を選べば安心か?というと、そうとはいいきれません。
なぜなら、製品の元となるCBD原料は海外から輸入されたものを使用しているからです。
CBD製品の品質が良いかを知るには、CBD原料の品質も知る必要があります。
CBD原料は世界各地で製造されており、原材料となるヘンプ(産業用大麻)の産地や栽培方法もさまざまで、CBDの抽出方法や精製方法、検査体制も異なります。
HIMIKO ORGANICSでは、
- CBDの持つ力を最大限に引き出すこと
- 人体に有害な物質を含まず、毎日でも安心して使えること
を追求し、良質なCBD原料と製品の製造を行っています。
ここではその取り組みを詳しく紹介します。
原料は植物由来・ナチュラル・オーガニック
コロラド産オーガニック・ヘンプ
ヘンプ(Hemp)とは産業用大麻のことで、精神活性作用のある成分(THC)の含有量が各国の定めた基準値以下(アメリカの場合は0.3%以下)のものがヘンプとみなされます。
ヘンプは土地の浄化能力が高く、有害な成分も取り込むため、ヘンプが農薬や化学肥料を使用しないオーガニックな環境で栽培されているか、ということが安全性の高いCBDに求められる条件だと考えています。
また、ヘンプはCBDオイルを製造するために品種改良が重ねられ、土壌や生産者によっても品質が異なってきます。
ヘンプの産地は主に欧米・カナダ・中国ですが、産業用大麻の合法化が早かった欧米産のヘンプは栽培技術に長け、良質とされていて、価格もはるかに高くなります。
アメリカでは、コロラド州、ケンタッキー州、カリフォルニア州、オレゴン州のものが良質とされていて、特にコロラド産は有名です。
HIMIKOでは、すべての製品の元となるCBDオイルの原料に、アメリカ・コロラド産の遺伝子組み換えでないオーガニック・ヘンプを使用しています。
ヘンプ以外の原料も植物由来・ナチュラル・オーガニック
HIMIKOでは、CBDオイル原料から製品を作る原料にも、植物由来・ナチュラル成分を使用しています。
農薬を使わずに育てられた遺伝子組み換えでない作物のみを使用し、保存料は一切使用していません。
また、小麦粉アレルギー・大豆アレルギーの方でも安心してお使いいただける原料のみを使用しています。
ヘンプ由来の天然成分を含むブロードスペクトラムCBD
アイソレートとの違い
HIMIKOのCBDは、ヘンプに含まれるさまざまな植物成分から、精神活性作用のある成分(THC)を除去した「ブロードスペクトラムCBD」です。
これに対し、THCを除去していないものは「フルスペクトラム」、CBD成分のみを取り出したものは「アイソレート」と呼ばれます。
CBDは、ヘンプに含まれる植物成分(テルペンやカンナビノイド)と組み合わせることで相乗効果(アントラージュ効果)が生まれ、その力が引き出されることが研究でわかっています。
つまり、CBD単体の成分で構成される「アイソレレート」よりも、テルペン等を含んだ「ブロードスペクトラム」の方が、よりCBDのポテンシャルが発揮されます。
天然成分をそこなわない低温製法
市場に流通するブロードスペクトラムCBDの中には、製造過程(ディストレート精製)で高温にさらされ、アントラージュ効果に必要となるテルペン等の成分を失ってしまうものがあります。
その場合、テルペンを含まないまま製品化されたり、製品化の過程で麻由来ではないテルペンが添加されたりします。
HIMIKOのブロードスペクトラムCBDは、独自の低温製法(CO2超臨界抽出/液体クロマトグラフィー精製)を採用しているため、天然のヘンプ由来の成分をそこなわず、ヘンプ本来のアントラージュ効果が期待できます。
また、体に良いとされるフラボノイドや必須脂肪酸などの栄養素も含んでいます。
CBDの種類 | ブロードスペクトラム | アイソレート | |
---|---|---|---|
HIMIKOの低温製法 | 高温製法 (ディストレート製法) |
||
CBD以外のカンナビノイド | ○ | ○ | × |
ヘンプ由来のテルペン | ○ | × 添加される場合あり |
× |
ヘンプ由来の栄養素 | ○ | × | × |
THC(違法成分) | × | × | × |
吸収効率が良い水溶性ナノCBD
CBD製品は濃度が注目されがちですが、それよりも摂取したCBDがどれだけ体内に吸収されるか(バイオアベイラビリティ)が重要です。
体内への吸収率は摂取方法によって異なりますが、一般的なCBDオイル製品を口から摂取した場合の吸収率は6%程度です。
CBDは「油に溶けるが水に溶けない」という性質を持っていて、水をベースにした人間の消化器系と相性が悪いためです。
そこで開発されたのが「水溶性のCBD」です。
水溶性のCBDは、ナノテクノロジーによってCBDの粒子を小さくしており、その大きさは最小10~100ナノメーターです。
ナノ化された水溶性のCBDは、腸管膜のほかさまざまな膜を容易に通り抜けることができ、肝臓での代謝を大量に免れることができるため、吸収を助けます。
HIMIKOでは、水溶化・ナノ化技術を用いて吸収効率を重視した商品開発を行っています。
安心の管理体制
GMP認定された工場で製造
GMPはWHOが制定した医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準です。
HIMIKOの製品は、GMP認定された工場で適切なガバナンスのもと常に徹底した品質管理の下で製造されています。
この施設はFDA(アメリカ食品医薬局)に登録されており、ISO認証のクリーンルームも有しています。
第三者機関による検査
HIMIKOの製品は、生産ロットごとに第三者機関で分析検査し、THCが含まれないこと、および、微生物・不純物・農薬・重金属・カビ毒・残留溶媒のすべてにおいてFDAおよび日本の定める最も厳しい規制要件をクリアすることを確認しています。
万一のトラブルに備えたトレーサビリティの確保
HIMIKOでは、ヘンプの栽培から抽出・精製・製品化・配送のすべてのプロセスを追跡可能な一貫したシステムで管理しています。
製品に問題が発生した場合には、その発生源を特定し、迅速に対処することができます。
日本での販売を認められた合法製品
HIMIKOの製品は、厚生労働省 麻薬取締課の審査、食品検疫の審査、税関の審査を完了した正規輸入品であり合法製品です。
2024年12月12日の改正大麻取締法の施行後は、部位規制から成分規制に移行され、大麻草の花や葉などからもCBDの抽出が可能となりました(従来は大麻草の成熟した茎または種子からのみ可能)。
成分規制の下ではTHCが厳しく規制され、THCが残留限度値を超えるものは「麻薬及び向精神薬取締法」の対象となります。
CBD製品中のTHC含有量が残留限度値以下であれば、当該法律の規制対象外として、日本での流通が合法的に許可されます。
THCの残留限度値は以下の通り定められています。
- 油脂(常温で液体であるもの)及び粉末 ⇒ 10ppm、10mg/kg、0.001%
- 水溶液 ⇒ 0.1ppm、0.1mg/kg、0.00001%
- 上記以外 ⇒ 1ppm、1mg/kg、0.0001%
HIMIKOでは、液体クロマトグラフィー製法により、CBDや重要なテルペン・植物エキスを残しつつ、違法なTHCを限度値以下に取り除くことを可能としています。
また、限度値以下であることを、生産ロット毎に第三者検査機関での成分分析検査を実施して確認しています。
そのほかの取り組み
環境にやさしく
良質なCBD製品のもととなるヘンプファーム(農園)は私たちにとって全ての始まりです。
農園では、化学薬品を使用せず、ドリップ灌漑による節水や、余分なバイオマスを土地に戻して土壌を豊かにするための堆肥にするなど、クリーンでサスティナブル(持続可能)な農法を採用しています。
また、製品のパッケージには再生紙を利用し、自然の力を借りるからこそ大切な自然に貢献することを忘れないという想いを込めています。
社会的活動
- 日本の医療機関にブロック注射の後に使用するCBD製品を無償で届けています。
- ハワイの若者と子どもたちを支援する非営利団体(Hale Kipa)にCBDを無償で届けています。
- 障害や遺伝子疾患を持つ子どもたちが集まるハワイのサーフィン活動(Mauli Ola Foundation)に参加し、子どもたちの持つたくさんの可能性を支援しています。
- 日本人も参加するハワイの歴史あるサーフィンコンテスト(DA HUI Backdoor Shootout)に協賛しています。