13才の女の子の人生と大麻草の奇跡
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4月8日、悲しいニュースが舞い込んできました。
2013年に世界を驚かせた「CBDとてんかん少女の物語」の主人公、シャーロット・フィギちゃんが13才の若さで旅立たれました。
子どもの希少型てんかんのドラべ症候群を患っていたシャーロットちゃんは、生まれてわずか3ヶ月後に最初の発作を経験し、5歳になる時には1週間に300回を超える激しい発作に苦しんでいました。
医学による効果的治療も使い尽くされて、小さな体は完全に衰弱し、心臓も何度も止まる中で最後の望みをかけたのが、大麻由来のCBDオイルだったのです。
その結果はすぐに表れ、発作は月2・3回と劇的に減り、シャーロットちゃんは健康的な普通の生活を送れるようになったのです。
アメリカのCNNによって放送されたこのドキュメンタリー番組がきっかけで、CBDオイルが広く世の中に知れ渡ることとなりました。
その後、助けられた子供の話は増え続け、ドラべ症候群の治療を目的としたCBDを主成分とする医薬品の開発に繋がることとなります。
シャーロットちゃんは自分と同じ病に苦しむ小さなお友達を救い、彼女のお陰で私たちは人々を明るくする自然界の力を発見することができました。
そして、CBDの可能性を確かなものとするために、今も様々な科学的研究が続けられています。
彼女を奪ったのは、肺炎と呼吸障害を伴った発作が原因とされています。
2度目の奇跡がもたらされることなく、本当に残念でなりません。
生きることを諦めなかったシャーロットちゃんがこの世界にもたらしたことは、失われることなく、永遠に続いていくでしょう。
心から哀悼の意を捧げます。
Rest in peace,
HIMIKO ORGANICS
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