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CBD製品は高濃度の方がいいの?濃度を気にするべき??

2023.03.09 UP

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CBD製品は高濃度の方がいいの?濃度を気にするべき??

先に結論から申し上げますと、CBDは高濃度の製品を選んでもあまり意味はありません。
CBD製品の多くは、高濃度になればなるほど値段も跳ね上がります。
そのため初心者はあまり手を出しにくい範囲になります。
だからこそ、自分の適正量を知ることが大切になってくるのです。
ここではどんな時に高濃度のCBDを選択するのか、濃度を見ながら製品を選べるためのポイントをお伝えしていきます。

CBD製品は高濃度のほうが良いのか?

CBDは高濃度の製品を選んでもあまり意味はないのですが、その理由も含めここでは濃度に関係する内容をお伝えさせていただきます。

濃度のみ記載の製品は要注意

皆さんがCBD製品を購入する際にはいろんな商品があります。
またその商品ごとにCBDの含まれている量についての記載に統一感がないのも見るとわかります。
特にCBDオイルは濃度で書いてあるものや液量に対しての含有量が記載されているものがあります。

CBDの濃度の記載に関してですが、濃度が高く表記されていてもボトルの容量によってはCBD含有量が少ない場合もあります。
例えば、濃度10%でボトル10mlの場合CBDは1000㎎、濃度5%でボトル30mlの場合CBDは1500㎎のように液量によってCBD含有量が変わるため、濃度が濃いからと言ってCBD含有量が少ないこともあります。

製品ごとに記載の違いがありますが、濃度のみでCBD含有量が不明の場合、自分で濃度から含有量を購入前に計算することも大切になります。
濃度からCBD含有量を知る計算式は以下のように行います。

例 3%(CBD濃度)x 30ml(内容量)x10=900mg(ボトル内のCBD含有量)

企業によっては、ネットで自動計算を行えるツールを出している場合もありますので、参考にしてみましょう。

大切なのは濃度よりも摂取量

最初にCBDを取り入れる際に知っていただきたいことは、自分の適切な摂取量を知って継続していくことです。
つまり、高濃度であればあるほど高い実感が期待できるわけではないということになります。
そもそもCBDには、特にアイソレートと呼ばれる単体のCBDには、二相性と呼ばれる濃度によって実感が逆転してしまう現象が起きてしまいます。
睡眠前にリラックスの意味で摂取したのに、逆に覚醒してしまって寝付けないなんてこともあります。
これが二相性になります。
また少なすぎても実感が期待できませんので、製品に含まれている濃度よりも自分がどれくらい摂取するかを気にしましょう。

実際にCBD製品を見ていただくと同じボトルサイズであっても、5%のCBDを2ml摂取するのと10%のCBDを1ml摂取するのでは、同じ実感が期待できることになります。
つまり、自分の適切な摂取量を知っていれば、高濃度の方が摂取する液量を減らせる、回数を減らせるという意味でおすすめになります。

またCBDの摂取量と実感に関しては、個人差が大きいことが知られています。
その理由には、摂取した成分がどれだけ体内に吸収されて、肝臓の解毒機能をすり抜けて血液中を巡るかが関係してきます。
これを「バイオアベイラビリティ」生物学的利用能や生体利用効率と呼んでおります。
皆さんにも馴染みのある食事や薬、サプリメントも同様で、摂取したものがすべて吸収されるわけではありません。
腸の粘膜バリアや肝臓の解毒機能によってどんどん減っていき、最終的に残ったものだけが私たちに実感をもたらします。CBDも同じようになります。

しかし、このバイオアベイラビリティには、個人差だけでなく摂取形態によって吸収効率に違いが起こります。
CBDの使い方で口の中に垂らして口腔粘膜から吸収させる場合では、肝臓の影響を受けない分バイオアベイラビリティが高くなります。
逆にCBDを経口摂取して、腸から吸収する場合には腸の粘膜バリアと肝臓の解毒機能の2段階の壁があるためバイオアベイラビリティが低くなるため、高濃度の摂取が必要になります。
またCBDを吸入して摂取するベイプ、電子タバコのようなものは肺から吸収させるため肝臓の影響を受けない分バイオアベイラビリティが高くなります。
クリームやバーム(軟膏)のように皮膚に塗るCBDの場合には、そもそも実感は限定的で血液を巡ることがないためバイオアベイラビリティは存在しないとしている場合もあります。
このことから、CBDオイルを飲み物に加える、CBDカプセルやグミのように飲み込んでしまって経口で吸収させる場合には、高濃度で摂取しないと実感が現れにくいです。
また口腔粘膜で吸収させる方が低濃度で実感を期待できるため、経口摂取はコスパが悪いと言えます。

また最近ではCBDの脂溶性の性質を改善させたナノ水溶性CBDと呼ばれる水に溶けるCBDも開発されたため、こちらの原料を使った製品であれば経口摂取でもバイオアベイラビリティが高い状態で使用することができるため、高濃度である必要はなくなります。

自分の体内に入る吸収率まで考えることは難しいかもしれませんが、製剤の形態や用いられているCBDの原料についての表記を確認して、自分の適正量を定めていただければと思います。

CBDの適量は個人差がある

CBDの実感の現れ方に個人差があり、そのときの体調や抱えている症状によっても実感できる摂取量は異なります。
それは、前の方でも述べました吸収効率に関係するバイオアベイラビリティに差があることが一番の理由です。
そのため、一般的に定められている濃度や用量だけでは実感が期待できるとは限りません。
各人がどのくらいの量を必要とするかを把握するために、まずは継続的に使ってみる必要があります。
まずは少量から始めていき、継続しながら目的に達さなければ量を増やしていくことが摂取の仕方のルールになります。
摂取量を増やす際には、1週間ごとに5mgずつ増やすことや、1日の摂取量は摂取回数を2、3回に分割していくことも大切です。

摂取量を変えたタイミングやその日の気分、天気などを日記に書くようにメモしておくことで実感の現れ方のパターンを知ることができます。

高濃度イコール強力なCBDですか?

ここでは、CBDの期待されている実感を得るために必要な内容についてお伝えします。
初めてCBD製品を購入される際にも知っていると良い内容になりますので、実感できる製品選びの参考にしてみてくださいね。

高濃度が必ずしも強いCBDとは限らない

血流に入るCBDの量は、摂取したものと同じ量とは限らないことから高濃度の製品を選ぶことが必ずしも正解でないです。
ラベルに記載されている濃度や含有量の数字がそのままイコール(=)効力レベルとは限らないのです。
自分の適正量を継続的に摂取することが実感を期待できるCBDの使い方になります。

CBDの効力は、3つの要素からなる

CBDの期待できる実感を得るためには3つの要素があると考えられます。

1つ目はCBDの量についてです。
標準的なCBD製品のCBD含有量は、300㎎~3000㎎など幅広く存在します。
ここで言う高用量のCBDとは、3000mg以上を含むCBD製品のことを指しており、高いものでは15000mg以上のものも存在しています。
自分の適正量を継続して摂取することが大切であり、含有量の多いものをたくさん取り入れれば良いわけではありません。
高用量のCBDに関しては、ある程度自分の摂取量が定まってきた段階で液量や回数を減らすために用いるのがおすすめです。

2つ目はCBDの抽出物の種類についてです。
CBD製品の期待できる実感に大きな影響を与える要因とも言えます。
他のカンナビノイドやテルペンなどが入っていることで「アントラージュ効果」による相乗効果が期待できるだけでなく、CBD単体の製品よりもCBDの量が少なくても実感が期待できることにつながります。
具体的には、ブロードスペクトラムCBDは、日本では法律で禁止されているTHCを含むフルスペクトラムより効力は劣るものの、CBDと大麻草成分が相互作用することでアントラージュ効果が期待できます。
またCBDアイソレートは、CBDのみを含み高濃度CBDとして提供でき、対象者によってはこちらを選択することもあります。しかし、ホリスティックなアプローチを提供することは難しく、アントラージュ効果は期待できません。そのため、フルスペクトラムやブロードスペクトラム製品と同等の実感を得ることは難しいです。
例えアイソレートであってもキャリアオイルがヘンプオイルであれば、ブロードスペクトラム製品と類似した実感が期待できる可能性もあるため、アイソレート製品でアントラージュ効果を得たいのであればそのような製品を選ぶようにしましょう。

最後に3つ目はCBDのバイオアベイラビリティについてです。
摂取したCBDは、すべて吸収されるわけではなく、ほとんどは血流に入る前に失われてしまいます。
そんなことから、バイオアベイラビリティを最大化して摂取する方法に焦点を合わせることがより実感を期待できるCBD選びの秘訣になります。
CBD製品にあるすべての摂取形態のうち、口腔粘膜吸収は、最も高いバイオアベイラビリティを有する方法の1つです。
CBDカプセルやグミは、腸の粘膜や肝臓の解毒機能を通過する必要があるため、活用できるCBDの量は少なくなってしまい、実感が得られるまでの時間も長くなります。
それに比べてCBDオイルによる口腔粘膜吸収では、口腔粘膜より吸収することで肝臓の解毒機能を避けることができ、経口摂取よりも早く実感を期待できます。
さらに、ナノ水溶性CBDのようにエマルジョン加工した水に溶けやすいCBDの場合には、従来のオイルよりも吸収力が高いことで活かせるCBDの量が増えます。
また吸収速度も速くなることで実感が期待できるまでの時間がより短くなります。

以上のCBDの量とCBD抽出物の種類とバイオアベイラビリティについて意識しながら製品選びをしてみましょう。

濃度からみたCBDを必要とする人のタイプとは?

CBDオイルにはさまざまな濃度の製品が存在しています。
ここでは、CBDオイルを濃度別に分けて、どんな方に必要でそれぞれの利点や注意事項などについても触れていきます。
ボトル内の含有量やスポイトの1滴あたりのCBD量も記載させていただきましたので参考にしてみてくださいね。

CBDオイルやチンキの濃度を計算する方法

CBD含有量から濃度を計算する方法についてお伝えしていきます。
計算が苦手な方もちょっとした算数の問題と思っていただいて、あまり気負いせずに参考に使っていただければと思います。

含有量から濃度を出す公式

 [CBD含有量(mg)] ÷ [ボトルサイズ(ml)] ÷10= %(濃度)

例えば、30mlのCBDオイルの中にCBDが500mg含有されている記載がある場合の濃度は

500mg÷30ml÷10=1%

となり、この製品は1%CBDオイルということになります。

以下からは、同じボトルサイズで考えた場合の濃度比較と適応する対象者についての内容を示します。 

低濃度CBDオイルとは、濃度1%以下(例:30mlボトルにCBD300㎎)

初めてのCBDオイルや定期的なサプリメント、からだのメンテナンスとして、軽いお悩みに対応するのにほどよい強さです。
しかし、人によってはCBDの量が少なくて実感しない場合もあります。
スポイトの一滴あたり約0.05ml なのでCBDは0.5mg含まれています。
実際に少量で始める場合には、1日10〜15mg程度から始めていきますので、20〜30滴を2、3回に分けて使用してみましょう。

中濃度CBDオイルとは、濃度3%前後(例:30mlボトルにCBD1000㎎)

CBDの摂取量をさらに高めることを検討されている方におすすめのCBD濃度になります。
少量からはじめたけど実感がなくもの足りないと感じた人や、低濃度では液量が多くて複数回摂取する必要がある人によい濃度になります。
スポイトの一滴あたり約0.05ml なのでCBDは約1.67mg含まれています。
CBDの量を増やす際には1週間で5mgずつが良いとお伝えしておりますので、こちらであれば3滴増やしていくイメージで使うことができます。

高濃度CBDオイルとは、濃度5%前後(例:30mlボトルにCBD1500㎎)

高濃度のCBDの一般的な基準は、1ml(スポイト1杯)あたりCBD50㎎含まれていれば高用量と言っております。
こちらの濃度は心身に特定のお悩みがある方に使用されることが多い濃度です。
また摂取量を調節することで日常使いもできるため、定期的にCBDを摂取している人には費用対効果が良い濃度になります。
スポイトの一滴あたり約0.05ml なのでCBDは2.5mg含まれています。低濃度と比べるとスポイト5杯分に相当する量を一滴で摂取することになります。
既に自分の適正量を知っている方は、液量を減らせるのでおすすめです。

超高濃度または濃縮液CBDオイルとは、10%前後(例:30mLのオイルにCBD3000mg)

超高濃度の場合には、CBD濃度が高いため、濃厚でシロップ状になっています。
初めての人は、おすすめできないため使用しない方がよいです。
過剰摂取や副作用のリスクも高くなる傾向があります。
必要とする人は限られており、深刻なお悩みに使われることがほとんどです。スポイトの一滴あたり約0.05ml なのでCBDは5mg含まれています。

高濃度CBD製品のメリットとデメリットは?

ここでは、高濃度のCBD製品を使用してみたいとお考えの方向けにメリットとデメリットを提示させていただきます。
前の方でも述べましたが効力レベルは濃度だけではなく、用量、CBDの種類、バイオアベイラビリティの3要素を見る必要があります。
それらを踏まえて高濃度を選ぶ選択をされる際に、それぞれの内容をよく理解した上で取り入れるようにしていただければと思います。

高濃度CBDのメリットとは?

高濃度CBDのメリットの1つ目は、実感するためにより少ない量で済むことが一番大きいメリットだと思います。
低濃度では液量がどうしても増えてしまって油をたくさん含ませることが苦手な方もいます。
継続的な摂取で自分の必要な摂取量が分かったのであれば、高濃度CBDへ移行して少ない量で用いるのは使い勝手も良くなります。

2つ目は、長期的にみてコスパの面でもメリットが大きいということです。
高濃度の方が低濃度に比べて価格は、濃度が2倍になれば価格も2倍になる傾向があります。
しかし、低濃度で何十滴も垂らして使うよりも、滴数が減ったことで購入回数も減ってコスパが良くなることがあります。

3つ目は、ニーズに応じて摂取量を増減することができることです。
例えば、急にストレスがかかってしまってイライラが止まらない、不安な気分や思考が巡るといった場面になったときに一時的に高濃度を摂取することで通常の摂取量に対して少し上乗せすることができます。

4つ目はCBDの良さをより速く感じ、より早く目的に達する傾向にあります。
どうしても低濃度から始めてしまうと、敵数が増えているのに実感しなくてヤキモキしてしまうなんてことも考えられます。
そんな場合には、低濃度と高濃度の併用を行って、ある程度の滴数を必要とすることが分かったら、高濃度へ代替して調整のために低濃度を使っていくような使い方もお勧めです。
どうしても自分の必要な摂取量を知ることは根気がいることだと思います。
うまく高濃度も活用して生活に取り入れてみましょう。

最後に5つ目は多くの臨床研究では、200mgまたは600mgなど高い用量を使用するため、CBDを使用する目的によっては高用量が良い場合があります。
しかし、CBD100mgあたりから薬物代謝酵素の阻害が起きる可能性が高まることが知られているため、この場合には薬を服用している方は、薬との相互作用についても気にする必要があります。

高濃度CBDのデメリットとは?

高濃度CBDのデメリットの1つ目は、過剰摂取しないためにより慎重な摂取が必要になるということです。
過剰摂取することで口渇や強い眠気などの健康被害が起こる可能性はあります。ただ、これは高濃度のCBDオイルでもかなりの液量を摂取した場合であり、通常の使用であれば過剰摂取することはまず起こりにくく、そこまで神経質になる必要はないと思います。

ただ、低濃度のCBDに比べれば摂取量は多くなりがちなので、稀ではありますが、口の渇き、食欲低下、低血圧、下痢などの症状が現れる可能性も高くなると考えられます。

2つ目は、摂取量の微調節が難しくなるということです。
1滴あたりに含まれるCBD量が増えるため、スポイトの勢いが余って2倍、3倍以上の必要量を摂取してしまう可能性があります。

3つ目は同じ高濃度でもCBDの種類によっては、多く摂取すると逆効果になる可能性があるということです。
日本ではブロードスペクトラムとアイソレートの製品では摂取量に違いが生じてしまいます。
ブロードスペクトラムではアントラージュ効果があるためCBD量が少量でも実感を期待できますが、アイソレートはアントラージュ効果がないためCBD量が多く必要になります。
しかも、アイソレートは取りすぎると、本来であればさらに実感が増すところを、単体のCBDには二層性があり実感が期待できる範囲を超えると逆効果になってしまって期待した実感が得られないことがあります。

4つ目は、高濃度は初めてのCBDユーザーには適していないかもしれないということです。
自分の適切な摂取量を定まっていないで模索している状態でいきなりの高濃度摂取は、体が摂取に慣れていない可能性があります。
低濃度の摂取量を計算したものを高濃度分で置き換えるのであれば問題はないでしょう。

濃度が高いCBD製品を摂取するときの注意点

高濃度のCBD製品を選ぶ際に気にしてほしい注意点をまとめました。
内容的には、CBD製品全体に共通する内容ばかりなので、少しでもCBDに興味が出てきた方は確認してみましょう。

過剰摂取に注意が必要

CBDの過剰摂取によって起きる健康被害の症状は、眠気や下痢などの不調が出ることがあります。
いずれも軽度なものが多いとされているため安全性は高いと言えます。

高濃度の摂取は肝臓に影響を与える?

マウスを使った実験では、過剰摂取すると肝臓に影響を与えたというデータがあります。
ですが、その量をヒトに置き換えると、50kgのヒトに対して一度に1000mgのCBDを摂取した場合になり、日常生活でこのレベルの高用量を一度に摂取することは現実的ではないと言えます。

また別の研究報告では、1日1,500mgまでであればヒトに耐久性があることが示されています。
いずれにしても、CBDを取り入れる際の最重要ルールは、自分の適正な摂取量を知ることにありますので、そのルールを守りながら取り入れましょう。

最適な摂取量について不安を感じる場合は、購入前に医師に相談することも大切になっていきます。
特に薬を服用している方は相談してから使いましょう。
しかし、CBDについての認識や浅い知識のみしか持っていない専門家もまだ多いです。
その場合にはセカンド、サードオピニオンをしながら使用を検討していきましょう。

製品の品質や安全性は購入前に要チェック

CBD製品を購入される際には、必ずISO 17025に準拠した第三者検査機関の分析証明書を提示していることを確認しましょう。
ここには、CBDが含有されていることが書かれているだけでなく、日本で禁止されているTHCを含んでいないことや農薬、重金属、カビや微生物などの検査にパスしていることも含まれています。
日本製であったとしても、CBD原料はすべて海外から輸入されています。厚生労働省の審査を受けた合法製品であることも確認しておきましょう。
実際に販売がされていたにも関わらず、THCが検出されてしまった報告を厚生労働省が製品写真付きで出していますので、気になる方はそのようなことも確認するとより安心に使用できるでしょう。

濃度と容量から最適なCBD製品を選択するための方法

「いろんな濃度があってどれを選んだらいいか分からない」皆さんも少なからず同じ疑問を持ったことがあるかもしれません。
ここでは、CBDを選ぶ際に大切な濃度や容量についてのポイントをお伝えします。
これによってCBD製品が選びやすくなるはずです。

なぜ製品によってCBDの濃度や含有量が違うのか?

こちらで考えられることは、多くの企業が生産コストを節約するために低用量のCBD製品を提供するようにしていると思われます。
CBDが高濃度になる程製品の値段は上がります。
濃度が2倍になれば価格も2倍となることが多いです。
それだけ特に日本ではCBDの採取できる植物部位もしていているほど法律的にも厳しいです。
そのため、CBD含有量が高いとコストが高くなるのです。

もし高濃度かつ高含有量のCBDを含むものが低価格で販売されていた場合には、それはCBDではない可能性もあるため注意が必要です。

また血流に入るCBDの量は、摂取したものと同じ量とは限らないことは前の方でもお伝えしました。
そのためCBDの含有量やバイオアベイラビリティを考慮するためあらゆる種類の製品が存在します。
ナノ水溶性CBDのようなバイオアベイラビリティの高い製品は、ナノ粒子の安定を図るために必然的にCBD含有量が少なくなる場合もあります。
自分の生活に合うものを選んでいきましょう。

ボトルによってCBD含有量が100㎎〜5000㎎などある。どうやって選んだらよい?

製品によってCBD含有量に違いがありますが、まずは何のためにCBDを使うか目的を決めるようにしましょう。
CBDを日々の健康維持程度に用いるのか、または気になる悩みに使うのかによって摂取量が変わってきます。
まずは低濃度で少量の製品から始めていき、継続していく意思が出てきてからCBDを高濃度または高含有する製品を選ぶようにしましょう。

またアイソレートにするか、ブロードスペクトラムにするかのように他のカンナビノイドやテルペンが存在するかどうかでCBDの種類を決めるのも大切です。
これは皆さんの使用する対象者や環境によって異なってきます。
一般的にはブロードスペクトラムから使用することでアントラージュ効果も期待できるため、本来のCBDオイルの実感が得られるでしょう。
しかし、スポーツ選手のように大会当日はドーピング検査があるからという場合には余計な成分を含まないアイソレートを使ったり、CBDオイルの味が苦手な方にもアイソレートを使うなど工夫をしてみましょう。

最後には、ナノ水溶性CBDのように一般的なオイルのCBDではない特殊加工したものもあります。
このタイプは、CBDが水に溶けやすくしているため飲み物に混ぜて使いたい方や、吸収効率も良いため量が少なくても吸収されやすい利点があります。
コスパも良いため表記を確認して選んでみるのも良いでしょう。

CBDは高濃度である必要はない

最後のまとめをさせていただきます。
かなり内容が濃いものになってしまっており、読者の皆さんにも少しハードルが高くなってしまった方もいるかもしれません。
しかし、皆さんが安心安全にCBDを取り入れていただくために必要な内容を余すことなくお伝えさせていただきました。

結論として共通になりますが、CBDは高濃度だからといっていいわけではなく、個人によって摂取量を決めて継続していただくものになります。
自己との対話が非常に大切なものと言えますので、時間をかけながら生活の一部にしていただければと思います。

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